自分自身で商標登録をしよう。
こう考える方も少なくはないでしょう。
区分の多さにもよりけりですが、手続きの流れが4つほど用意されていますから、必然とコストも掛かるわけです。
ただ、この4つの手続きを法律の知識もない素人が行うことが、なかなかのハードルといえるのです。

4つの作業とは?

例えば、開発した商品やサービスを特許庁に商標登録して下さいと婚姻届のような一枚の紙に個人情報などを記入し、印鑑を押して提出するだけ。
こういったものであれば、何も弁理士に頼む必要などはありません。
プロの手を借りなければならないのは、調査、出願、審査、登録の4つの作業があり、それをすべて自分の手で行わなければならないという点があるからです。

既に登録されていることもある

一番素人が手出しが難しいのは、最初の調査の部分でしょう。
自分が登録したい商標が、既に登録されていたり、似たような物がある場合には、残念ながら申請をしても許可が下りる可能性は低く、時間と労力の無駄となるからです。
素人がどのような情報ツールを用いて、どのようにしてリサーチをするのか。
はっきり言って、何から始めたらいいのかも分からないものではないでしょうか。
いくら世の中で一番最初に自分が思いついたと感じたものだったとしても、既に存在している場合もあれば、非常に類似したものも存在している可能性はゼロではありません。
プロに依頼をした場合には、このリサーチ作業からしっかりと行ってくれるため、登録をしようとして、実は既に存在していたので登録が出来ませんという無駄足を踏むことはなくなるのです。
こういった作業を代行してくれるのであれば、コストがある程度に掛かってもプロの手に委ね、新しい商品の開発に労力を費やすことがオススメです。

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